特徴
Alkatronic(アルカトロニック)は、水槽内の炭酸塩硬度値を自動的に測定し、水槽内のKHレベルを自動的に管理することが可能になります。スマートフォンのアプリで操作可能です。
機能
dKHレベルの維持とコントロール
- 2~12時間ごとに測定可能
- WiFi / Bluetooth接続
- クラウドサーバー機能
- iOSおよびAndroidアプリ(AndroidはBluetooth 4.2以上が必要)
- ステッピングモータとDCモータの高精度な校正が可能
- PHエレクトロ―ドでPHの低下率を測定
- dKH測定範囲(4.48 – 15.40 dKH)
低メンテナンス
Alkatronicは、タンク内のアルカリ度(KH)を自動的にモニターし、KH添加剤を独自のドーシングポンプから添加するか、Bluetoothスマートアウトレット(付属)を作動させることで、予め設定した基準間隔内で誤差を修正します。
カルシウムリアクターを使用する場合は、Alkatronicによって制御される付属のBluetoothスマートアウトレットを介して、リアクターへのCO2制御ができます。dKHが設定値以下である限りCO2は添加され続け、設定値まで上昇したら電磁弁を制御して、dKHが範囲内に戻るまでCO2添加をストップします。
アルカリ度(KH)とは?
アルカリ度とは、水槽内のpHの安定性を数値化したものです。炭酸塩、重炭酸塩、ホウ酸塩、水酸化物などの様々な負の電荷を帯びたイオン性化合物(陰イオン)の濃度を測定します。この測定は手動でできますが、Alkatronicを使うことで検査ミスや時間のロスを防ぐことができ、安全で安定したリーフアクアリウムを簡単に維持することができます。
なぜアルカリ度が重要か?
アルカリ度の維持管理は、リーフタンクの管理には欠かせないものです。放置しておくとアルカリ度が臨界値以下に低下し、生体にストレスを与えてしまいます。海水水槽でのアルカリ度は通常7~10 dKHが望ましいとされています。
仕様
- 高精度ステッピングモーター2台、DCモーター2台使用
- pHエレクトロ―ドを用いた滴定
- 精度(+/-):0.05dKH
- 測定範囲:4.8dKH-15.4dKH
- 測定間隔:2~12時間
- 水の消費量 / 測定:50ml
- 校正液 / 数値 : ~8 ml @ 9 dKH
- 通信:WiFi/Bluetooth、USB
- アップデート:WiFiまたはUSB
- ソフトウェア:iOSおよびAndroidアプリ
- LCDディスプレイ付き
- dKHの制御:炭酸塩を投与し、Bluetoothスマートアウトレットを制御
- BNC出力 I:サードパーティ製アクアリウムコンピュータ/pHコンピュータ接続用
- BNC出力 II:Dosetronic接続用
- 他の機器:なし、独立型
- クラウド機能:有り
- 消費電力: 12W
- 寸法:22.0(長さ)×14.0(幅)×27.0(高さ)cm(Dosetronicの上に設置可能)